ニュージーランドの教育制度

▼教育制度について

ニュージーランドの教育制度は、イギリスの影響を強く受けています。
大学も、イギリス同様、本課程は3年間のものが多く、専門課程重視で、留学生用にはファウンデーションコースを設けています。

ニュージーランドでは、1870年に国内で最初の大学、オタゴ大学が開校して以来、全ての大学はイギリスの教育システムを導入してきました。大学では芸術から商業、科学に至るまで広範囲に教科が選択でき、医学、工学、法学、農業などの分野ごとに各大学が得意とするものがあります。国際的に認められている各大学の高度なリサーチは、国内の他の高等教育機関との大きな違いであり、大学教育での重要な役わりを果たしています。単位を持って大学から大学への移籍も可能で、英語圏内の他の大学への編入も容易に出来ます。

アメリカやイギリスの新学期が9月スタートであるのに対し、ニュージーランドの大学は2月にスタートし、12月に修了します。なかには7月に後期入学を行っているコースもありますが、日本の高校や大学の卒業時期が3月なので、スタート時期には注意が必要です。
なにかとのんびりしたイメージを持たれているニュージーランドですが、教育水準も高く、設備も充実しています。
大学数が少ないので、誰もが大学に進学するというよりは、本気で勉強したい人だけが大学進学を目指しています。

▼日本とニュージーランドとの教育制度の比較

ニュージーランドの教育制度

ニュージーランドの大学の特色

▼学士課程には2つのコース

学士課程では、学士号コース(bachelor's degree)とdiplomaコースがあります。学士号の取得には3〜6年かかり、実践的な実力を養成するdiplomaの取得は、学士号取得後1〜2年かかるのが普通です。

学位取得

  • Bachelor's Degreeのコースの履修期間は通常3年で日本の学士号と同等ですが、学位取得後に更に1年間Honoursとして学べる。
  • Postgraduate DiplomaはBachelor's Degreeの取得後の履修期間1年コースです。大学院レベルの教育課程コースで学士号以上に位置づけられ、大学院レベルの学位に相当する資格として認知されています。
  • Master's DegreeはBachelor's Degreeの取得後の履修期間2年で日本の修士号として位置づけられます。
  • Doctoral(PhD) Degreeは教育の最高地位である博士号で通常、履修期間は3年かかります。研究と口頭試験が要求される論文を基礎に評価されます。

▼留学生に対応した準備コース(ファンデーション)

ニュージーランドの大学に入学するには、一定の学力と英語力が必要です。留学生のために提供されている大学進学準備コースとして、英語力不足を補うための英語準備コースと学力やスタディスキルを高めるファンデーションコースがあります。

▼英語力の入学基準を設定

学生は十分な英語力を備えているとともに、最小限の学業成績要件を満たしていなければなりません。もし相当の英語力が認められない場合には、大学を始める前に、集中的な英語研修(ファンデーション・スタディ)を受けるように勧められます。

▼学期制度

学期制度は各大学によって決められていて、2学期制を採用しています。2学期制の大学の1学期は2月下旬、2学期は7月中旬から始まり、12月から2月は休暇になります。夏休みにサマーコースを開設する大学もあります。

▼NZQAによる管理

国立・私立の教育機関や資格の審査、認証、登録はNZQA(New Zealand Qualifications Authority)という機関によって管理されています。このため、教育のクオリティにはThe Code of Practiceが導入され、留学生に対する受け入れ体制のよさは他国には類を見ない高レベルに達しています。

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